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東京で車は買わない方が得?Tesla Model Y L・LEXUS RX・タイムズカーを5年間比較

公開日: 2026年8月29日
東京で車は買わない方が得?Tesla Model Y L・LEXUS RX・タイムズカーを5年間比較

クルマは、理屈だけでは決まりません。

駐車場に止まっている姿を見て、ちょっと嬉しくなる。
ドアを閉めたときの音。
週末、キーを持ってそのまま出かけられる気軽さ。

そういう感情がある一方で、毎月の支払いはかなり現実的です。

Model Y L。LEXUS RX。
そして、必要なときだけ借りるタイムズカー。

性格はまったく違う3択。

でも、**「移動のために5年間でいくら払うか」**なら同じ土俵へ載せられます。

まず車両価格。ここだけ見るとTeslaが有利

Tesla Model Y L LEXUS RX350h version L AWD
車両価格 約749万円 約811万円
補助金(後述) 最大約197万円 なし
実質購入負担の目安 約552万円 約811万円

車両価格だけでもTeslaが安い。

さらに補助金を入れると、差は大きくなります。

ただし、これはスタート地点。

車は買ったあとも、お金が出ていきます。

Teslaの補助金。約197万円想定

Model Y Lは、国のCEV補助金と東京都ZEV補助金を組み合わせられます。

  • 国のCEV補助金:最大127万円
  • 東京都ZEV補助金:本記事では約70万円と想定

合計で約197万円。

車両価格749万円から差し引くと、実質購入負担は約552万円という想定です。

ただし、東京都の補助額はメーカー評価やV2H、再エネ設備の条件でも変わります。

“最大額が必ず出る”ではありません。

⚠️ CEV補助金には保有義務があります。国のCEV補助金は登録から4年間の保有が原則。期間内に売却・下取りする場合は財産処分の手続きが必要です。本記事は5年保有前提なので、この条件は満たします。

過去のスーパーチャージャー無料キャンペーン

Teslaは過去に、購入から3年間スーパーチャージャー無料といったキャンペーンを実施した時期があります。

現在の基本計算には入れていません。

もし本記事の充電費想定、年間約5万円で3年間無料だったとすると、約15万円の差。

キャンペーンは魅力的。

ただし、過去の条件を今の購入判断へそのまま持ち込まないこと。

維持費。毎年少しずつ効いてくる

項目Tesla Model Y LLEXUS RX350h
任意保険(想定)約15万円/年約12万円/年
自動車税約2.5万円/年(EV優遇)約43,500円/年
燃料・電気代約5万円/年(充電)約9.7万円/年(ハイオク想定)
メンテナンス(基本)約5万円/年約6万円/年
車検・法定費用(3年目)約12万円約15万円
タイヤ等消耗品(3年目目安)約8万円約9万円

任意保険は30代・事故歴なし・車両保険ありを想定。

RX350hの燃料費は、WLTC約18.7km/L、年間10,000km、ハイオク181円/Lで計算しています。

Teslaは充電費と税制で有利。
LEXUSは保険想定が少し低い。

1項目ずつ見ると小さく見える差。

でも、5年積むとそれなりの額になります。

リセール。LEXUSの強さが出るところ

5年後の残価率は、本記事では、

  • Tesla Model Y L:40% → 約300万円
  • LEXUS RX350h:60% → 約487万円

と仮定。

ここではLEXUSがかなり強い設定です。

ブランド。中古市場。モデルチェンジ。需要。

理由はいくつか考えられます。

ただし、5年後の相場は誰にも読めません。

特にEVは、電池技術や新車価格の変化が中古価格へ効く可能性があります。

なので40% / 60%は予言ではなく、シミュレーションの前提。

一方、Teslaは購入時の補助金が大きい。

リセールが弱くても、最初の負担減がある程度クッションになる見方もできます。

東京で一番重いのは、車両ではなく駐車場かもしれない

ここが今回かなり大きいポイント。

東京で車を持つと、ガソリン代より先に固定で出ていくものがあります。

駐車場代。

東京23区 月極駐車場料金マップ(平均相場)。新宿区は33,727円/月で強調表示。

新宿区の相場を月33,727円とすると、

  • 年間:404,724円
  • 5年間:約202万円

約200万円。

車種を変えても消えません。

TeslaとLEXUSの車両価格差は約62万円。
5年の燃料・充電差は約23万円。

それより大きい。

東京で車を持つコストの主役、実は駐車場。

かなり身も蓋もない結論です。

5年間。お金が出ていくタイミングを見る

所有は、最初に大きく払う。

その後、毎年維持費。

5年目に売却して少し戻る。

Tesla Model Y L
購入時
  • 車両購入-749万円
  • 補助金(CEV+都)+197万円
-552万円
1年目
  • 駐車場-40.5万円
  • 任意保険-15万円
  • 充電代-5万円
  • 自動車税-2.5万円
  • メンテナンス-5万円
-68万円
2年目
  • 駐車場-40.5万円
  • 任意保険-15万円
  • 充電代-5万円
  • 自動車税-2.5万円
  • メンテナンス-5万円
-68万円
3年目
  • 駐車場-40.5万円
  • 任意保険-15万円
  • 充電代-5万円
  • 自動車税-2.5万円
  • メンテナンス-5万円
  • 車検・法定費用-12万円
  • タイヤ等-8万円
-88万円
4年目
  • 駐車場-40.5万円
  • 任意保険-15万円
  • 充電代-5万円
  • 自動車税-2.5万円
  • メンテナンス-5万円
-68万円
5年目
  • 駐車場-40.5万円
  • 任意保険-15万円
  • 充電代-5万円
  • 自動車税-2.5万円
  • メンテナンス-5万円
  • 売却額+299.6万円
+231.6万円
LEXUS RX350h version L AWD
購入時
  • 車両購入-811万円
-811万円
1年目
  • 駐車場-40.5万円
  • 任意保険-12万円
  • 燃料代-9.7万円
  • 自動車税-4.4万円
  • メンテナンス-6万円
-72.5万円
2年目
  • 駐車場-40.5万円
  • 任意保険-12万円
  • 燃料代-9.7万円
  • 自動車税-4.4万円
  • メンテナンス-6万円
-72.5万円
3年目
  • 駐車場-40.5万円
  • 任意保険-12万円
  • 燃料代-9.7万円
  • 自動車税-4.4万円
  • メンテナンス-6万円
  • 車検・法定費用-15万円
  • タイヤ等-9万円
-96.5万円
4年目
  • 駐車場-40.5万円
  • 任意保険-12万円
  • 燃料代-9.7万円
  • 自動車税-4.4万円
  • メンテナンス-6万円
-72.5万円
5年目
  • 駐車場-40.5万円
  • 任意保険-12万円
  • 燃料代-9.7万円
  • 自動車税-4.4万円
  • メンテナンス-6万円
  • 売却額+486.6万円
+414.1万円

累計コスト。所有は最初に重い

TeslaとLEXUSは購入時に大きく支出。

毎年積み上がり、5年目の売却で少し戻る。

一方、タイムズカーは大きな初期費用がなく、使うほど直線的に増えていきます。

5年間の総コスト

月額換算すると、

  • Tesla:約10.2万円
  • LEXUS:約11.9万円
  • タイムズカー:約5.4万円

ベースケースでは、タイムズカーがかなり安い。

そしてもう一度目立つのが駐車場。

TeslaとLEXUSの5年差は約99万円。
駐車場だけで約202万円。

車種選びより先に、東京では“置く場所”が効いてきます。

Tesla Model Y L・LEXUS RX350h・タイムズカーの5年間総所有コスト比較イメージ図

※ 上の図は内訳のイメージをつかむための要約図です。保険料・整備費の丸め方など一部の前提が本文の試算と異なるため、金額は上記のグラフ・キャッシュフロー表の数値を正としてご覧ください。

タイムズカー。月6回なら約5.4万円

2026年8月時点のベーシッククラス。

  • 月額基本料金:880円
  • 24時間パック:6,600円
  • 距離料金:20円/km(条件により最初の20km無料)

本記事のベースケースは月6回、1回約23時間20分・139km。

  • パック:6,600円 × 6 = 39,600円
  • 距離:(139km − 20km)× 20円 × 6 = 14,280円
  • 合計:約53,880円/月

年間約64.7万円。
5年間で約323万円。

所有より安い。

ただし、乗る回数が増えると差は縮みます。

何回乗れば、所有が逆転する?

ここが一番知りたいところ。

月何回乗れば、タイムズカーより持った方が安いのか。

Tesla Model Y L(5年間)

-

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LEXUS RX350h(5年間)

-

-

タイムズカー(5年間・現在の設定)

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グラフの横軸は月間利用回数(0〜15回)。タイムズカーの線は「1回あたり利用時間・走行距離」を固定した比例モデルで、Tesla・LEXUSの線は5年間の実質所有コストを60ヶ月で割った定額です。

ベース条件では、

  • Tesla:月11〜12回
  • LEXUS:月13〜14回

あたりで逆転。

月6回程度なら、タイムズカーが明確に安い。

毎週末+平日もよく乗る。
そうなってくると所有が近づく。

利用頻度。

ここが分岐点です。

シミュレーターはTOOLSページでも使えます。

結論。安さならタイムズカー。でも、それだけでは決まらない

数字だけまとめると、

  • 東京の所有コストでは駐車場が巨大
  • LEXUSはリセールが強い想定
  • Teslaは補助金・税・充電費で有利
  • 利用頻度が低いならタイムズカー
  • 月11〜14回ほどで所有と逆転

かなり分かりやすい結果。

でも、車は住宅購入と賃貸に少し似ています。

都度払いなら身軽。
所有なら固定費がある代わりに、いつでも使える。

朝、思いついてそのまま出る。
荷物を置いたままにできる。
自分の空間として使える。

この価値は、グラフには出ません。

逆に、月に数回しか乗らないなら、その自由のために毎月10万円前後払うのか。

そこは一度考えたいところです。

住宅購入 vs 賃貸シミュレーターにも近い構造です。

本記事の試算条件

本記事は購入判断の参考となるシミュレーションです。将来のリセール、保険料、燃料価格、電気料金、補助金額を保証するものではありません。

  • Tesla Model Y L車両価格749万円
  • CEV補助金127万円、東京都ZEV補助金約70万円想定
  • LEXUS RX350h version L AWD車両価格811万円
  • 任意保険:30代・事故歴なし・車両保険あり想定
  • 年間走行距離10,000km
  • RX350h:WLTC18.7km/L、ハイオク181円/L
  • 5年後残価率:Tesla40%、LEXUS60%
  • タイムズカー:月6回、1回約23時間20分・139km
  • 新宿区駐車場:月33,727円
  • 駐車場マップはPark Direct 2025年データをもとにした平均相場

推定値は推定値。

条件を変えれば、結論も変わります。

参考・出典

HOBNOVAの見方

クルマは、損得だけで決める買い物ではありません。

でも、欲しくなったときほど一度数字を見る。

5年間で600万円。700万円。
駐車場だけで200万円。

そこまで見ても、

「それでも乗りたい」

と思えるなら、その感情はかなり大事な判断材料です。

逆に、数字を見た瞬間に少し気持ちが冷めるなら、それも答え。

欲しい気持ちと、払える金額。

両方並べて決める。

それくらいが、ちょうどいいと思います。

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HOBNOVA編集部

キャンプ・ガジェット・データ分析・デジタルマーケティングなど、好奇心の赴くままに「試す」「調べる」「分析する」HOBNOVAの編集チームです。

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